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参院6増案、衆院委可決 与党、18日成立目指す

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参院6増案、衆院委可決 与党、18日成立目指す

衆院政治倫理・選挙制度特別委員会で野党議員が委員長席に詰め寄る中、公職選挙法改正案の採決が行われ賛成多数で可決された=17日午前、国会・衆院第17委員室(春名中撮影) 衆院政治倫理・選挙制度特別委員会で野党議員が委員長席に詰め寄る中、公職選挙法改正案の採決が行われ賛成多数で可決された=17日午前、国会・衆院第17委員室(春名中撮影)

 衆院政治倫理・公選法改正特別委員会は17日、参院定数を6増する自民党提出の公職選挙法改正案について、与党の賛成多数で可決した。一方、古屋圭司衆院議院運営委員長(自民)が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書で過少に記載していたとする報道が出たことを受け、与党は同日中に改正案を衆院本会議に緊急上程、成立することを見送り、18日の成立を目指すことにした。

 衆院議院運営委は17日夕の理事会で、18日に改正案の採決を行う衆院本会議を開会することを古屋委員長の職権で決めた。

 特別委では、改正案に反対する野党が平沢勝栄委員長(自民)の不信任動議を提出したが、否決された。野党6党派の国対委員長が17日会談し、古屋委員長の解任決議案提出も視野に徹底抗戦を図ることを確認。成立は19日にずれ込む可能性もある。

 また、自民党の船田元(はじめ)衆院議員総会長は17日、「改正案が身を切る改革に逆行する」として本会議採決を棄権する方針を固め、党執行部に辞表を提出した。

 改正案は、参院選の「一票の格差」是正のため議員1人当たりの有権者数が最大の埼玉選挙区の定数を2増するとともに、比例代表は4増して「特定枠」を設け、各党が事前に定めた順位に従い当選者を決める拘束名簿式を導入する。成立すれば、来年夏の参院選から適用される。

 特定枠は、自民党にとって「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区対象県で擁立されない県の候補者を救済する狙いがある。

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