産経ニュース

【日米首脳会談】米朝会談で拉致提起約束 安倍晋三首相「トランプ大統領はよく分かってくれている」

ニュース 政治

記事詳細

更新

【日米首脳会談】
米朝会談で拉致提起約束 安倍晋三首相「トランプ大統領はよく分かってくれている」

会談で握手する安倍首相とトランプ米大統領=7日、ワシントンのホワイトハウス(共同) 会談で握手する安倍首相とトランプ米大統領=7日、ワシントンのホワイトハウス(共同)

 「大丈夫だ。トランプ大統領はよく分かってくれている」

 安倍晋三首相は、トランプ氏と河野太郎外相、ペンス副大統領だけで行われた7日の少人数会合の直後、引き締まった表情で側近にこう語った。トランプ氏が米朝首脳会談の成功を目指すあまり、北朝鮮に不必要な譲歩をするのではないかとの日本側の不安は、ひとまず払拭された形だ。

 「真剣勝負という雰囲気だったが、結果は満点に近い。拉致も貿易も、前日まで綿密に打ち合わせたことをしっかり伝えられた」

 同行筋もこう振り返る。とりわけ拉致問題でトランプ氏が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対し、日本の支援を得るためには拉致問題の解決が不可欠だと迫ることを約束した意義は大きい。

 今回、河野氏とペンス氏の同席は事前の予定になかった。河野氏は前日に対北朝鮮交渉の中心的役割を担うポンペオ国務長官と会談し、最新情勢を聴取していた。河野氏を加えることで、トランプ氏とポンペオ氏の認識に齟齬(そご)がないかを見極める狙いもあった。

 首相は、約45分の会合のほとんどを拉致問題に充てた。米朝会談での拉致問題の提起の仕方や、問題解決抜きでの日本の経済支援はありえないことなどを重ねて説明した。

 「会談前半は、95%シンゾーが話していたな」

続きを読む

「ニュース」のランキング