産経ニュース

野党混迷の根源は連合にあり 「希望」結成後押しして消滅、「高プロ」は朝令暮改

ニュース 政治

記事詳細

更新


野党混迷の根源は連合にあり 「希望」結成後押しして消滅、「高プロ」は朝令暮改

 会談を終え取材に応じる連合の神津里季生会長(左)と立憲民主党の枝野代表=16日午前、東京都千代田区  会談を終え取材に応じる連合の神津里季生会長(左)と立憲民主党の枝野代表=16日午前、東京都千代田区

 連合が迷走を重ねている。昨年の衆院選前、旧民進党の旧希望の党への合流にお墨付きを与えたはずが、その試みを全否定する新党「国民民主党」結成の後ろ盾となった。新党を野党第一党に押し上げるというもくろみも外れ、求心力と先見性の乏しさが目立っている。

 連合の神津里季生会長は16日、立憲民主党の枝野幸男代表ら幹部との懇談会で、連合の働きかけを受けて結成された国民民主党の低調さを率直に認めた。

 「世の中の支持の高まりには結びついていない。これも現実だと思う…」

 連合執行部は、立憲民主党との隔たりが広がっていくことに焦りを募らせ、民進、希望両党を合流させて野党第一党に据えることを狙った。だが、合流への期待感は広がりを欠き、両党に所属していた107人のうち新党参加者は衆参計62人にとどまった。

 神津氏は懇談会で「有権者が政権交代を選択する環境が整備されていない」と野党の現状を嘆いたが、旧民進党が分裂に至った一因は連合の判断ミスにある。

 神津氏は昨年9月末、当時民進党代表だった前原誠司元外相から希望の党への合流構想を事前に伝えられ、民進党と連合の政策協定の内容が踏襲されることを条件に賛意を示した。民進党両院議員総会で合流構想が満場一致で承認されたのは、連合の了解があったからこそだった。その結果生じた分裂の修復に向けた新党結成を「大事なステップ」と強調する神津氏の論法は説得力に欠ける。

続きを読む

「ニュース」のランキング