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「第3次朝鮮半島核危機の様相」 防衛研究所が「東アジア戦略概観」発表

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「第3次朝鮮半島核危機の様相」 防衛研究所が「東アジア戦略概観」発表

米韓合同軍事演習で、演習を行う韓国軍兵士=5日、韓国の浦項(AP) 米韓合同軍事演習で、演習を行う韓国軍兵士=5日、韓国の浦項(AP)

 防衛省のシンクタンク・防衛研究所は13日、日本周辺の安全保障環境を分析した「東アジア戦略概観2018」を発表した。北朝鮮が昨年、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や核実験を強行し、米本土や在日米軍基地を核攻撃すると威嚇したことを受け「第3次朝鮮半島核危機ともいうべき様相」だとし、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」強化の必要性などを訴えた。

 戦略概観では、北朝鮮は「米国の心臓部」を狙うICBMのほか、高い命中精度を目指す「終末誘導機動弾頭」の開発を進めているとの懸念を明記した。その上で、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備などのミサイル防衛(MD)能力の向上に加え、在日米軍基地の「抗堪(こうたん)性」強化が必要と主張した。

 北朝鮮への圧力を重視する日米両国と、対話を求める韓国の間に「一定の温度差」があるとも指摘し、日米韓が共同でMDや危機管理態勢を構築することが「離間を狙う北朝鮮の意図をそぐ」と強調した。

 昨年2月の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の暗殺については「西側の自由への親近感」への警戒だとの分析を示した。

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