安倍晋三首相は24日午前、海上保安庁の幹部職員を養成する海上保安大学校(広島県呉市)の卒業式で祝辞を述べ「法の支配にのっとった自由で平和な海を、後世に引き継いでほしい」と呼びかけた。安倍首相の祝辞の内容は、次の通り。
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本日、海上保安大学校本科卒業式および特修科終了式にあたり、祝辞を述べる機会を得たことを、内閣総理大臣として大変うれしく思います。
卒業生・修了生諸君、卒業おめでとう。
諸君が、この海上保安大学校からいかりを揚げ、海上保安官として前途洋々たる航海に船出するに際し、一言、はなむけの言葉を申し上げます。
わが国と世界を結び、恵みの源である海。古来より、わが国は、海を愛し、海に守られ、発展を遂げてきました。
しかし、先の大戦で、わが国の周辺海域は、灯台は破壊され、沈没船が航路をふさぎ、大量の機雷が浮遊する暗黒の海と化してしまいました。
諸君の先輩たちは、再び日本の海を拓くことが祖国の復興に繋がると信じ、機雷の掃海という極めて困難な任務にもひるむことなく、命を賭して、この危険な海に立ち向かい、恵みの海を取り戻しました。



