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【憲法改正】自民党執行役員会 2項維持し自衛隊明記など7案を議論 石破茂氏は異論

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【憲法改正】
自民党執行役員会 2項維持し自衛隊明記など7案を議論 石破茂氏は異論

 自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)の執行役員会が14日午前、党本部で開かれ、執行部が党のまとめる憲法9条改正案のたたき台として、戦力不保持を定めた2項の維持と削除の2種類に区分した上で、計7案を示した。役員の大半は2項維持を支持したが、石破茂元幹事長は異論を唱えた。

 出席者によると、執行部が示した7案のうち2項削除の案は2つ。残る5つは2項を維持した上で、「自衛隊」や「自衛権」を明記するケースを例示した。

 執行役員会では「自衛権」明記を支持する意見はなかったほか、文民が自衛官を指揮監督する「シビリアンコントロール(文民統制)」を条文案に盛り込むことにも異論は上がらなかったという。

 執行部は15日に開く全体会合でも同じ7案を示し、2項を維持した上で自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の考えに沿った案で意見集約を図る方針だ。

 ただ、平成24年の党改憲草案が打ち出した2項削除を求める石破氏は、14日の執行役員会後、記者団に「(2項維持で)私は固まったとは思っていない。両論があるという状況が続いている」と述べた。

 石破氏は14日午後、自らが率いる石破派(水月会)のメンバーと9条をめぐる勉強会を開く予定で、15日の全体会合は紛糾する可能性もある。

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