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【森友文書】参院予算案審議、異例の少なさに…生活直撃の税制改正・待機児童対策も遅れ

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【森友文書】
参院予算案審議、異例の少なさに…生活直撃の税制改正・待機児童対策も遅れ

ガラガラの参院予算委員会公聴会 一部野党議員が欠席したまま行われた参院予算委員会公聴会=13日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) ガラガラの参院予算委員会公聴会 一部野党議員が欠席したまま行われた参院予算委員会公聴会=13日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書の改竄(かいざん)問題をめぐって国会は不正常な状態が続き、平成30年度予算案の審議が遅れている。参院予算委員会の13日までの予算案審議は例年より少ない約25時間にとどまり、与党は「参院の存在意義が問われる」と危機感を募らせる。国民生活に直結する税制改正法案など3月中の成立が必要な予算関連法案の先行きも見通せていない。

 「行政府の長として責任を感じる。信頼回復に向け、しっかりと説明責任を果たしていきたい」

 安倍晋三首相は13日夜、公邸で会食した自民党参院議員に対し、改竄問題を念頭に自身が出席する14日の参院予算委集中審議への意気込みをこう語った。

 その参院予算委は停滞が続く。「熟議の府」を自認する参院は近年、予算案で60時間以上の審議時間を費やしてきた。29年度は衆院の76時間半に対し、参院は66時間56分だった。

 しかし、30年度は森友問題の影響で異例の少なさになる見通しだ。憲法の規定により、予算案は参院送付後30日となる今月30日午前0時に自然成立する。平日は11日しか残っておらず、予算委が正常化した場合でも衆院(82時間半)の6割強の50~60時間程度にとどまる公算が大きい。

 19、20両日にはアルゼンチンで20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれるが、与党内では参院予算委の審議を優先させるため、麻生太郎副総理兼財務相の出席は困難との見方が強まっている。

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