産経ニュース

【憲法改正】自民、9条改正案に「文民統制」明記へ

ニュース 政治

記事詳細

更新

【憲法改正】
自民、9条改正案に「文民統制」明記へ

 自民党憲法改正推進本部(細田博之本部長)は13日、党がまとめる憲法9条改正案に文民が自衛官を指揮監督する「シビリアンコントロール(文民統制)」を明記する方針を固めた。14日の執行役員会で議論のたたき台として複数の条文案を示し、最終案にも盛り込む方針だ。首相を「最高指揮官とする」などの文言を入れる案が出ている。

 推進本部の細田本部長や根本匠事務総長らが13日、党本部で会談し、こうした方針を確認した。憲法に自衛隊をそのまま位置づければ、内閣から独立した存在とみなされる懸念も強い。文民統制の明文化は自衛隊が内閣に属することを明確にする狙いがある。

 具体的には、首相を「最高指揮官とする」と明記する案や、「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊を指揮監督する」といった案が浮上している。

 推進本部執行部が14日に示す複数の条文案は、戦力不保持を定めた9条2項を維持し、自衛隊を明記する安倍晋三首相(党総裁)の考えに近い案と、2項を削除する石破茂元幹事長に近い案の2つに大きく分類される。このうち2項維持案は、「自衛隊」「自衛権」「自衛権および自衛隊」とそれぞれ明記する案などを示す方向だ。これらの文案に文民統制の内容を組み合わせて提案する。

 執行部は「必要最小限度の実力組織である自衛隊の保持を妨げない」と明記する案を軸に意見集約を目指す。

「ニュース」のランキング