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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

川崎市内で栽培されたのらぼう菜 川崎市内で栽培されたのらぼう菜

 ■栽培通じ地域交流

 市内では都市農業活性化の一環として、のらぼう菜の栽培を通じた農家と市民の交流が図られている。2月24日と3月3日の両日には多摩区で、親子を対象とした栽培講座と収穫体験を実施。多くの子供連れが訪れた。

 20日に麻生区で予定している収穫体験ツアーでは、今回初めて市立東柿生小学校の児童ら約80人が主催者側に加わる。ツアー参加者らに対して、児童らが里山を紹介する予定だ。

 市農業技術支援センターの小山孝所長は「栽培促進は住人、農家、行政のそれぞれにメリットがある。栄養価も高く、ブランド化の可能性を秘める野菜。栽培を積極的に広めていきたい」と意気込んでいる。

 ■のらぼう菜 川崎市多摩区をはじめとする市中北部の各地、東京都の西多摩地域、埼玉県中南部などで栽培されている地域野菜。苦みが少なく甘みがあり、みずみずしいのが特徴。おひたしやあえもの、天ぷらなどのほか、みそ汁の具にも使える。ビタミンや鉄分、食物繊維を豊富に含む。栽培の歴史は古く、江戸期の天明・天保の大飢饉(ききん)の際には多くの命を救ったといわれる。

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