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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

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「のらぼう菜」ブランド化後押し 川崎市 農家収入増、農業活性化に期待

川崎市内で栽培されたのらぼう菜 川崎市内で栽培されたのらぼう菜

 青菜類の少ない時期に旬を迎えることも強みだ。9月に種をまき、11月に定植、2月後半~4月中旬に収穫する。栽培から収穫まで、害虫の少ない寒い季節に完結するため、無農薬で栽培できる。

 一方、のらぼう菜の弱点は保存性。収穫後はしおれやすく、日持ちしづらい。販売は狭い地域にとどまらざるを得ず、保存長期化が課題となっている。その点で市内は消費地が近いため、日持ちの弱点を補いやすく、栽培に向いた土地ともいえそうだ。

 ■「甘くおいしい」

 生産量拡大のため、市は27年春から3年計画で明治大学や県と共同で生産拡大に向けた研究を進めており、栽培方法をまとめたマニュアルを発行した。

 マニュアルでは、最適な収穫時期などを分かりやすく図説。鮮度を維持するための特殊フィルムも紹介している。市は今後、マニュアルをもとに、農業者にのらぼう菜栽培への参入を呼びかける方針だ。

 2月28日には研究に携わった大学や農業関係者らが市役所を訪れ、福田紀彦市長に収穫したてののらぼう菜とマニュアルを贈呈した。おひたしを試食した福田市長は「甘くておいしい。苦みもなく、これならきっと子供も食べやすい。川崎の郷土野菜として、一層の知名度向上に期待している」と関係者らを激励した。

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