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【激動・朝鮮半島】訪米の韓国特使、12日から日本などに説明 日韓連携を再確認できるかは未知数

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【激動・朝鮮半島】
訪米の韓国特使、12日から日本などに説明 日韓連携を再確認できるかは未知数

 米国から帰国した鄭義溶大統領府国家安保室長(手前)と徐薫国家情報院長=11日、韓国・仁川国際空港(聯合=共同)  米国から帰国した鄭義溶大統領府国家安保室長(手前)と徐薫国家情報院長=11日、韓国・仁川国際空港(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国特使として、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長からの首脳会談要請をトランプ米大統領に伝え、受諾を取り付けた鄭義溶大統領府国家安保室長と、徐薫国家情報院長が11日、訪米日程を終え、帰国した。文在寅大統領にトランプ氏らとの会談内容を報告した。

 大統領府関係者によると、金委員長やトランプ氏との会談結果を説明するため、12日から徐氏は日本を訪れ、安倍晋三首相と会談。鄭氏は中国を訪れ、習近平国家主席と面会する見通し。鄭氏は13日、そのままロシアに向かう。

 韓国の空港に到着後、鄭氏は「朝鮮半島の非核化に向けた文、トランプ両大統領の強い意志と決断に敬意を表する」とし、金委員長の「勇気ある決断も高く評価する」と述べた。南北、米朝首脳会談の「準備に万全を期し」、日中露とも「緊密な協力について協議する」と強調した。

 徐氏は12日から2日間、大統領府国家安保室の南官杓第2次長とともに訪日し、河野太郎外相らとも会談する。ただ、日本政府内では、北朝鮮の非核化意思の表明が完全な核・ミサイル開発の放棄につながるかに懐疑的な見方が強く、どこまで日韓の連携を再確認できるかは未知数だ。

 米朝首脳会談の開催地について、韓国大統領府高官は11日、南北軍事境界線があり、南北が4月末の首脳会談開催で合意した板門店も「有力な案の一つだ」との見方を示し、「米朝が直接話し合う」と説明した。

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