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【森友文書】国会は空転、野党「今は我慢くらべ…」 安倍晋三首相は「現場に苦労かけている」

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【森友文書】
国会は空転、野党「今は我慢くらべ…」 安倍晋三首相は「現場に苦労かけている」

野党の一部議員が欠席したまま行われた参院予算委員会で、日本維新の会の浅田均氏の質問に答える麻生太郎副総理兼財務相=8日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) 野党の一部議員が欠席したまま行われた参院予算委員会で、日本維新の会の浅田均氏の質問に答える麻生太郎副総理兼財務相=8日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

 野党側は「別の文書の存否を明らかにするのは国会対応について協議に応じる最低の条件だ」(福山氏)と訴える。ただ、財務省は「調査中」と繰り返すばかりで進展は見込めない。

 与党は8日、衆参両院で9日の本会議開催を両院の議院運営委員長の職権で決めた。

 立憲民主党幹部は「今週末は東日本大震災から7年を迎え『政治休戦』になる。対応は週明けに考えればいい」と語り、9日も審議拒否を続ける姿勢を示唆した。その上で「政府、野党、疑惑を報じた朝日新聞。どこが最初に動くか…。今は我慢くらべだ」と漏らした。

 一方、公明党の北側一雄副代表は8日の記者会見で「財務省に『しっかり調査して一両日中に報告を』と申し上げている。(参院予算委への書類提出では)報告は終わっていない」と述べ、財務省に報告を徹底させる考えを強調した。

 与党が懸念するのは、平成30年度予算関連法案の行方だ。2月28日に衆院通過した予算案は、憲法の規定で年度内の自然成立が確定しているが、同時に参院に送られた予算関連2法案に年度内成立の保証はない。衆院では、黒田東彦日銀総裁の再任を含む国会同意人事の本会議採決も控えるが、8日に予定していた本会議は野党の反発で流会した。財務省の曖昧な対応が続くと野党の勢いは増し、安倍晋三内閣の支持率にも影響を与えかねない。

 首相は8日夜、自民党参院当選1回生らによる「参志会」メンバー約10人と公邸で会食し、参院予算委を念頭にこう語ったという。

 「現場に苦労をかけている。他の委員会にも影響があるだろうが、頑張ってもらいたい」

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