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【参院予算委】安倍晋三首相、裁量労働制拡大削除を表明「重く受け止め」「高プロ」は維持 予算案が審議入り

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【参院予算委】
安倍晋三首相、裁量労働制拡大削除を表明「重く受け止め」「高プロ」は維持 予算案が審議入り

答弁する安倍晋三首相=1日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) 答弁する安倍晋三首相=1日午前、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)

 平成30年度予算案の衆院通過を受け、参院予算委員会は1日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行い、論戦がスタートした。首相は今国会に提出予定の働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大を削除すると正式に表明した。首相は裁量労働制に関する厚生労働省の不適切なデータが相次いで発覚したことを理由に挙げ「精査せざるを得ない事態になったことを重く受け止めている」と述べた。

 加藤勝信厚労相は、裁量労働制の対象拡大を削除した上で、13日の法案提出を目指し準備を進める考えを示した。裁量労働制の労働実態について「新たな調査を設計し、進めていくことを考える必要がある」と述べ、野党が求めていた再調査を行う考えを示した。

 野党は予算委で、年収1075万円以上の一部専門職などを労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)を批判し、法案提出に反対した。野党は裁量労働制に代わる新たな争点にしたい考えだ。

 首相は「柔軟な働き方を可能とし、生産性向上にもつながる。予定通り今国会に提出する法案に盛り込む」と答え、高プロ創設を維持すると明言した。菅義偉官房長官も記者会見で「高度で専門的な職種に従事する方々が能力を思う存分発揮し、自分のペースで仕事ができるようにする制度だ」と意義を強調した。

 参院予算委は2日も首相が出席して審議を行い、5日は働き方改革などをテーマに集中審議を行う。

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