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【参院予算委】首相、裁量労働制削除を改めて表明 民進は高プロ除外も求める 参院で実質審議入り  

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【参院予算委】
首相、裁量労働制削除を改めて表明 民進は高プロ除外も求める 参院で実質審議入り  

 参院予算委で答弁する安倍首相=1日午前  参院予算委で答弁する安倍首相=1日午前

 参院予算委員会は1日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席して平成30年度予算案の基本的質疑に入り、衆院に続き参院での論戦がスタートした。首相は、今国会に提出予定の働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大を削除する方針を改めて表明した。民進党の大塚耕平代表は、「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)創設も法案から除外するよう求めた。

 高プロは、年収1075万円以上の一部専門職などを労働時間規制の対象から外す制度。野党は裁量労働制に代わる新たな争点にしたい考えで、大塚氏は「この年収水準の人たちはサービス残業をしている実感がある。断念していただければ平和的に審議が進む」と反対した。

 首相は「柔軟な働き方を可能とし、生産性向上にもつながる。予定通り、今国会に提出する法案に盛り込む」として維持する方針を明言した。年104日以上の休日取得など健康確保措置を強化するとも述べた。

 首相は、裁量労働制拡大の削除の理由については「データに疑義があるとの指摘を受け、精査せざるを得ない事態になったことを重く受け止めている」と説明した。

 働き方改革関連法案は同一労働同一賃金の実現や、残業時間を「月100時間未満、年720時間」に規制すること、高プロの創設が柱。

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