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裁量労働制データ不備 政府、平謝り 衆院予算委混乱 野党は「捏造」「故意」の疑惑追及 自民内からも「気の緩み」厳しい声

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裁量労働制データ不備 政府、平謝り 衆院予算委混乱 野党は「捏造」「故意」の疑惑追及 自民内からも「気の緩み」厳しい声

平成30年度予算案についての衆院予算委員会で、厚労省のデータ問題をめぐる立憲民主党の高井崇志氏の質問で陳謝する加藤勝信厚労相=19日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 平成30年度予算案についての衆院予算委員会で、厚労省のデータ問題をめぐる立憲民主党の高井崇志氏の質問で陳謝する加藤勝信厚労相=19日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 政府・与党ペースで進む今国会にさざ波が立ち始めている。安倍晋三政権が目玉政策に位置づける働き方改革関連法案をめぐり裁量労働制に関する厚生労働省のデータに不備があったことを受け、19日の衆院予算委員会は終日混乱した。政府は平謝りで事態収拾を図るが、自民党からも緩みを指摘する声があがり、与党が月末までに衆院通過を目指す平成30年度予算案の審議に影響を与えそうだ。(石鍋圭、小沢慶太)

 19日の衆院予算委は、データ不備問題に関する厚労省の調査結果をめぐり断続的に中断した。午後5時終了予定が1時間半以上ずれ込み、立憲民主、希望両党の議員らは途中から退席した。今国会では初めての事態だった。

 政府は火消しに躍起だ。首相は1月29日、当初のデータを基に「平均的な方で比べれば一般労働者より(労働時間が)短いというデータもある」と答えた。野党の指摘を受けると、今月14日に自らの判断で撤回と謝罪に踏み切った。

 首相の対応は厚労省が詳細なデータを公表した19日よりも早かった。今国会を「働き方改革国会」と命名したのは首相であり、それだけ事態を深刻に受け止めたためだ。

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