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【経済インサイド】「それって働き方改革?」ツッコミどころ満載、農水省「一太郎」廃止報道に失笑

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【経済インサイド】
「それって働き方改革?」ツッコミどころ満載、農水省「一太郎」廃止報道に失笑

文書作成ソフトを「一太郎」から「ワード」に統一することを決めた農林水産省 文書作成ソフトを「一太郎」から「ワード」に統一することを決めた農林水産省

 ただ、幹部の中には、「文字を打ち込む作業が面倒」などとの理由で、音声を文字化するスマホの音声認識ソフトを使い、文書を作成するような“ハイテク族”もいる。「遅れているのか進んでいるのか分からない」(経産省幹部)ような実態も一部に散見される。

 そもそも、なぜ農水省だけがいまだに一太郎が使われているのだろうか。明確な理由は分かっていないが、「他省庁に比べ一般企業や団体、省庁間でのやりとりが少なく、どこか農水省には閉鎖的なところがある。高齢者が中心の農業団体などとのやりとりが多く、新しいものへの切り替えに躊躇(ちゅうちょ)したところもあるのではないか」(関係者)との憶測もある。

 農業の輸出産業化を目指す“攻めの農業”実現に向けた改革を急ぐ農水省。農協改革を主導した奥原正明事務次官のもと、農水省内の働き方改革も着実に進められることは間違いなさそうだ。(経済本部 西村利也)

 一太郎 ソフトウエア開発会社のジャストシステムが販売する日本語ワープロソフトの名称で、同社の看板製品。一太郎の名称には「日本で一番になるように」との願いが込められている。かつては日本語ワープロソフトの代名詞的存在として圧倒的シェアを誇ったが、パソコンの基本ソフト(OS)ウィンドウズへの対応が遅れ、「ワード」にシェアを奪われつつある。ただ、仕事で「日本語の文章」を書く人や公共機関での人気は今も根強い。最新版の「一太郎2018」は2月9日発売。

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