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【吠えろ!!戌 年男・年女】立民・菅直人元首相「小池百合子さんと原発ゼロで一緒にやれると思ったけど、排除のどんでん返しに」

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【吠えろ!!戌 年男・年女】
立民・菅直人元首相「小池百合子さんと原発ゼロで一緒にやれると思ったけど、排除のどんでん返しに」

菅直人元首相(斎藤良雄撮影) 菅直人元首相(斎藤良雄撮影)

 参院選までの1年半という期間はちょうどいい長さです。野党と原自連のようなグループがどこまでまとまって取り組むことができるか。立憲民主党の腰が定まれば希望の党や共産党、社民党、自由党も乗るだろう。法案を共同提案し、国会でガンガン論戦をして、各地で集会を開く。おもしろくなるよ、今年は。

 民進党が入っていないのはなぜかって? 蓮舫さんが代表在任中に「原発ゼロ基本法案を出す」と言ったのに結局出せなかったでしょ。電力総連関係者が、法案が出て争点になることを避けたいからだよ。議員は推薦を受ける電力総連の顔色をうかがわざるをえない。その点、立憲民主党は「原発を一日も早くなくす」という公約を掲げて昨年の衆院選を戦ったので非常にすっきりしている。

 衆院選前に、当時希望の党代表だった小池百合子東京都知事が「原発ゼロ」を打ち出した。一緒にやれることがあると思った瞬間もあったけれども、最終的に(一部の民進党出身者を「排除」する)どんでん返しに至った。都知事選と都議選での大成功が判断を鈍らせてしまったのかね。

 平成8年に旧民主党を立ち上げて、いろいろなグループと合併を繰り返して、21年に政権交代までたどり着いた。しかし、小さな野党からどんどん大きくなっていった結果、残念ながら党内のガバナンスの問題などがあって国民に支持してもらえるような安定した政権運営には至らなかった。

 立憲民主党の枝野幸男代表も政権中枢にいた一人だから「再びチャンスをもらった。だから同じ轍(てつ)は踏まない」という強い意志を感じる。私も永田町にばかり目を向けた野党間の合従連衡を急いではならないと思う。草の根の市民との連携に取り組むべきだ。

 自民党という政党にはやっぱり「草の根」があるわけです。一方で(野党を支えてきた)労働運動は、職場をベースにした組織はしっかりしているが、生活や地域に根を張り切れていない。もちろん、地域によっては市民運動があるけれども、市民運動はあまり組織化されていないから、どうしても政党や政治家は労働運動のほうに引っ張られてしまう。選挙初日にポスターを貼ってくれる団体に引っ張られるわけです。

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