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【吠えろ!!戌 年男・年女】自民・山本一太元沖縄北方相 与党おごれば参院が歯止めに

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【吠えろ!!戌 年男・年女】
自民・山本一太元沖縄北方相 与党おごれば参院が歯止めに

 インタビューを受けるまで、自分が「年男」だということを忘れていました。1月24日で60歳です。

 新年の目標は、やはり参院の存在感をより一層発揮することかな。衆院で自民、公明両党が3分の2の議席を持っているだけに、参院の存在感が問われている。安倍晋三首相や菅義偉官房長官に慢心はなくても、数があると全体としてはおごっていく。傲慢になるんですよ。それをチェックする参院の役割をアピールしつつ、クールジャパン関連や排他的経済水域(EEZ)に関する議員立法を成立させたいですね。

 今年は自民党総裁選があります。できるだけ多くの人が立候補した方がいい。首相も石破(茂・元幹事長)さんも、岸田(文雄・政調会長)さんも野田聖子(総務相)さんも。30年来の友人でもある河野太郎(外相)の名前もマスコミで挙がっているのはうれしい。太郎はちょっと早いかもしれないけど、みんな絶対に手を挙げた方がいい。私は(投票で)「安倍晋三」って必ず書くけど、そこで徹底的に党の将来や方針、国家ビジョンなど政策論争をすべきですよね。

 現在、国家的な危機に直面しています。特に外交安全保障の問題です。朝鮮半島がこんなに緊張したときはないですよね。危険なチキンゲームが続く可能性が高く、腰を据えて対応しないといけない。憲法改正も、千載一遇のチャンスです。ここを逃したら、もうできないかもしれません。9条に関しては2項を削った方がいいに決まっている。その方が分かりやすいし、あらゆる意味で理にかなうけど、どう考えても通らない。公明党の協力も得られないし、ましてや国民投票でも難しい。

 だから1、2項を残したままで「3項」あるいは「その2」に自衛隊を明記する。非常に現実的な案です。ただ、憲法改正って国民の過半数が必要で、野党からも理解を得なければいけないので、性急にやる必要はない。次の総裁選に勝てば、安倍内閣はさらに3年は続くわけでしょう。その中で実現すればいいんじゃないでしょうか。

 首相は明日辞めても、必ず歴史に残る。安全保障関連法と特定秘密保護法を一つの内閣で成立させた。1つの内閣で4内閣分ぐらいの仕事をしているから。歴代最高、例えばボクシングでいう「パウンド・フォー・パウンド(全階級を通じた王者)」になってほしい。だからこそ、森友学園や加計学園の件もそうだけど、苦しいことがあっても逃げないでほしい。

 首相を応援するようになった一番の理由は、20年ほど前、自民党に北朝鮮の拉致問題を議論する小委員会があったが、当時、党内のある実力者からすごく圧力がかかって「こんなことやるな」と言われていた。それでも若手議員だった首相は精力的に活動し、私にも声をかけてくれたんです。首相は当時から「拉致問題は必ずある。絶対に被害者を見捨てられない」と語っていました。ここまでの覚悟があるんだなと思いましたね。(大島悠亮)

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 やまもと・いちた 昭和33年、群馬県草津町生まれ。父は農林水産相や自民党参院幹事長などを歴任した元参院議員の富雄氏。中央大法学部を卒業後、米ジョージタウン大学院で国際政治学修士課程を修了。国際協力事業団(JICA)勤務を経て、平成7年の参院選に急逝した富雄氏の後継として出馬、初当選を果たした。4期目。外務政務次官や沖縄北方担当相、参院予算委員長を歴任し、現在は党政調会長代理を務める。シンガーソング・ライターの顔を持ち、オリジナル曲を発表している。

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 戌年の今年、年男・年女となる注目の国会議員に今年の決意などを聞く。

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