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【経済インサイド】「風雲!たけし城」〝進出〟も日本の大企業が金満国家「サウジアラビア」に及び腰なワケ

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【経済インサイド】
「風雲!たけし城」〝進出〟も日本の大企業が金満国家「サウジアラビア」に及び腰なワケ

サウジアラビアの首都リヤドで開催された国際会議の開会式に出席したムハンマド皇太子(中央)とソフトバンクグループの孫正義社長(右)=2017年10月(AP) サウジアラビアの首都リヤドで開催された国際会議の開会式に出席したムハンマド皇太子(中央)とソフトバンクグループの孫正義社長(右)=2017年10月(AP)

 ニッポン技術の最大の商機は、日本企業が強みを持つ水処理事業とみられる。サウジは世界の海水淡水化総量の約20%を占める有望市場だからだ。背景には、人口急増による水需要の高まりがある。

 東洋紡とJFEエンジニアリングは、サウジで淡水化プラントを運営する海水淡水化公団と新型の水処理膜の共同開発を進める。

 海水より濃度の高い特殊な溶液を使って、水処理膜を通すことで海水を淡水にする「正浸透膜」を採用。電気を使って海水に圧力を加えて分離する主流の「逆浸透膜」に比べて電力など運転費用を約25%抑えられるという。

 東レや日立製作所、日東電工のほか、ポンプメーカー各社もサウジの水事業に強い関心を示している。

 サウジは、厳格なイスラム法解釈で長く娯楽が制限されてきたが、ムハンマド皇太子の肝いりで娯楽庁やスポーツ庁が新設された。

 17年12月には、映画館の開設を認めると発表。35年ぶりの解禁で、18年3月にも第1号がオープンする。30年までに300以上の施設に2000以上のスクリーンが設置される見通しという。3万人の雇用をつくり、240億ドルの経済効果を見込む。 

 皇太子は人気漫画「ワンピース」のファンとしても知られ、日本企業とのコンテンツ制作にも期待している。

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