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【経済インサイド】「風雲!たけし城」〝進出〟も日本の大企業が金満国家「サウジアラビア」に及び腰なワケ

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【経済インサイド】
「風雲!たけし城」〝進出〟も日本の大企業が金満国家「サウジアラビア」に及び腰なワケ

サウジアラビアの首都リヤドで開催された国際会議の開会式に出席したムハンマド皇太子(中央)とソフトバンクグループの孫正義社長(右)=2017年10月(AP) サウジアラビアの首都リヤドで開催された国際会議の開会式に出席したムハンマド皇太子(中央)とソフトバンクグループの孫正義社長(右)=2017年10月(AP)

 石油依存の脱却を急ぐ産油国サウジアラビア。権力を掌握しつつあるムハンマド皇太子(32)は2017年11月、汚職撲滅に乗り出し、大勢の王子や閣僚らを拘束した。その一方、皇太子は自ら主導した経済改革「サウジ・ビジョン2030」で脱石油依存や産業強化など野心的な構想を掲げ、日本にも企業誘致のラブコールを送っている。サウジは「金満国家」として知られ、世界最大の海水淡水化市場を抱えるなど魅力は十分だが、進出に二の足を踏む日本企業も多いという。そのワケは…。

 サウジと聞いてまず思い浮かぶのは「オイルマネー」ではないだろうか。17年3月、サウジのサルマン国王(82)が約1500人の随行員とともに46年ぶりに来日し、その金満ぶりが話題を集めた。サルマン国王が専用機から特設エスカレーター式タラップで降りたり、随行員らが秋葉原で買い物したりする姿が面白おかしく報じられたからだ。

 ところが、サウジの国家財政は意外にも厳しくなりつつあるという。“元凶”は原油価格の下落だ。

 原油価格は14年半ばまでは1バレル=100ドル前後で取引されていたが、同年後半から価格下落が進み、一時は約4分の1に縮小。産油国のシェアで常に世界首位を争うサウジ経済も苦しくなっている。海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示すサウジの経常収支は15年から赤字に転落している。このため、ムハンマド皇太子らは「脱石油」に向けた経済改革に乗り出したのだ。

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