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「誰と話せば…」 野党の「ねじれ」に、連携不足 自民が国会対策で困惑

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「誰と話せば…」 野党の「ねじれ」に、連携不足 自民が国会対策で困惑

自民党の森山裕国対委員長(斎藤良雄撮影) 自民党の森山裕国対委員長(斎藤良雄撮影)

 通常国会の22日召集を控え、自民党は野党の「衆参ねじれ」と野党間の連携不足に頭を痛めている。国会日程などの交渉相手となる野党第一会派は衆院が立憲民主、参院が民進と異なる「ねじれ」に加え、互いの意思疎通が滞っているからだ。野党間の意見集約が遅れる事態が少なくない。重要法案を多く抱える通常国会で難しい運営を強いられそうな自民党は「誰に相談すればいいのか」と困惑する。

 自民党の森山裕国対委員長は10日、立憲民主党の辻元清美国対委員長と会談し、昨年一度も行われなかった党首討論の実施を呼びかけた。森山氏は会談後、記者団に、野党の「ねじれ」を念頭に「党首討論の導入時(平成12年)とは状況が変わってきている。いろんな問題を整理しておかないといけない」とこぼす。

 先陣を切って首相に挑む野党党首にとって党首討論は見せ場だ。だが、野党第一会派が衆参で異なる一方で、会派ではなく政党別の所属議員数でみれば、立憲民主党と民進党が同じ規模という複雑な事情が絡む。それだけに、党首討論も誰がトップバッターで臨むか、簡単に決められそうにない。

 55年体制下の旧社会党、平成8年結成の旧民主党、下野後の自民党、先の衆院選前の民進党-。これまでは衆参両院の野党第一会派は同一政党が担い、他の野党の意向を取りまとめてきた。だが、昨年10月の衆院選で民進党が3分裂した結果、今回のような異例の事態となった。

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