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【単刀直言】自民・岸田文雄政調会長「野党のリベラルとは、中身も実態も全然違います」

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【単刀直言】
自民・岸田文雄政調会長「野党のリベラルとは、中身も実態も全然違います」

自民党の岸田文雄政調会長(斎藤良雄撮影) 自民党の岸田文雄政調会長(斎藤良雄撮影)

 外相を約4年7カ月務め、久々に党務に戻りましたが、ずいぶん若い議員が増えて新鮮な感じを受けましたね。早速、自民党政調会長として2兆円規模の政策パッケージをまとめる仕事に挑みましたが、党内で激しい議論が行われ、難しいかじ取りを求められました。ただ、自民党は結論が出たら一致結束して取り組む。議論を通じ、古き良き伝統が残っていると改めて感じました。言いっぱなしで結論を出せず、バラバラになってしまう政党はたくさんありますからね。

現実見て語る勇気あるか

 今年は、私が会長を務める宏池会(岸田派)の創立60周年の節目でした。宏池会の伝統は自由や多様性を重視する勢力であり、徹底した現実主義を貫く立場です。

 人間は、見たくないものは見ないという習性がありますよね。国際情勢でも、日本の経済情勢でも、厳しい現実は見なければならない。厳しい現実をしっかり見て語る勇気を持っているかどうか。これが現実主義の意味です。

 権力との付き合い方も宏池会が大切にしてきた考えです。権力とは恐ろしいもので、使う場合はできるだけ謙虚でなければならない。宏池会を率いた大平正芳元首相は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」(老子)という言葉を好みました。崩れやすい小魚を煮るとき、ああだこうだと箸でつっつくとバラバラになってしまう。権力を使うときは、上から押さえ付けるのではなく、「自然に煮上がる」ように仕向けていく。要はあまり使うなという考えです。

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