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【正論】中国こそ中長期にわたる深刻な懸念だ 「インド太平洋」で抑止を強めよ ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー

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【正論】
中国こそ中長期にわたる深刻な懸念だ 「インド太平洋」で抑止を強めよ ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー

ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー氏(寺河内美奈撮影) ヴァンダービルト大学名誉教授 ジェームス・E・アワー氏(寺河内美奈撮影)

 安倍首相は日本の軍国化を望んでいる、と非難するのはまったくの言い掛かりにすぎない。報道や国会などで、安倍首相は森友・加計問題について「傲慢だ」とひどい批判を受けた。しかし、首相の外交政策における重要な見解と比較すれば、それは大したことではない。

≪日米に明確な戦略はあるのか≫

 北朝鮮が06年に最初の核実験を行う前、安倍首相は北朝鮮のテロについて意見を語った。その中で1970年代の北朝鮮による日本国民の拉致事件を強く非難した。地図を見れば、なぜ今日、日本や韓国が北朝鮮を警戒しながら暮らすのかが分かる。

 米国もその懸念を共有し、トランプ大統領は日本の拉致問題の解決に取り組むことを、国連での演説で力強く訴えた。トランプ大統領の安倍首相に対する敬意なくしては、ありえなかったことであろう。

 日米は北朝鮮の非核化を求めて団結している。北朝鮮に対して軍事力を行使しなければならない場合、安倍首相もトランプ大統領もその結果は悲惨なものになることを理解している。

 北朝鮮が核兵器を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発するより前に、トランプ大統領が北朝鮮の非核化に向けて、あらゆる必要な手段を行使しなければならないことを、安倍首相は承知している。

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