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日中韓サミット年内開催断念 2年連続、日中改善に影響も

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日中韓サミット年内開催断念 2年連続、日中改善に影響も

11月14日、記念撮影を終え笑顔を見せる(左から)韓国の文在寅大統領、安倍首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、中国の李克強首相=マニラ(代表撮影・共同) 11月14日、記念撮影を終え笑顔を見せる(左から)韓国の文在寅大統領、安倍首相、フィリピンのドゥテルテ大統領、中国の李克強首相=マニラ(代表撮影・共同)

 政府が、日中韓サミットの年内開催を断念したことが7日、分かった。中国政府が日程調整に応じないため。日本が議長国となった平成28年以降、2年連続で開催を見送ることになる。政府は来年1月の開催を模索しているが、中国の全国人民代表大会(全人代)が開催される来年3月以降にずれ込む可能性もある。

 政府は、日中韓サミットの国内開催をきっかけに李克強首相が来日し、来年には安倍晋三首相が次期サミット開催国の中国を訪問、その後に習近平国家主席の来日という相互訪問のスケジュールを描いていた。

 来年は日中平和友好条約締結40周年で、日中いずれも関係改善を図る。だが、サミット開催が見通せないため、関係改善に向けた動きに影響が出る可能性もある。

 日中韓サミットをめぐっては、日本が年内開催を目指して中韓両国に複数回にわたり日程を打診してきた。韓国は、来年2月に開催される平昌(ピョンチャン)五輪の際に日中両首脳の訪韓を実現したいとの思惑もあり、応じる姿勢を示している。

 態度を明確にしない中国は、9月に安倍首相が中国を祝う在日大使館主催のレセプションに首相として15年ぶりに出席したことを高く評価。日本側には10月末に来日した中国の孔鉉佑外務次官補との間で、河野太郎外相の訪中を受け入れる日程が決まるとの見通しもあった。

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