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北陸新幹線、千曲市が新駅誘致断念 25年の活動に終止符

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北陸新幹線、千曲市が新駅誘致断念 25年の活動に終止符

新駅設置の誘致活動を中止することについて、経緯などを説明する岡田昭雄市長=5日、千曲市役所(三宅真太郎撮影) 新駅設置の誘致活動を中止することについて、経緯などを説明する岡田昭雄市長=5日、千曲市役所(三宅真太郎撮影)

 千曲市が誘致活動をしている北陸新幹線の新駅構想をめぐり、岡田昭雄市長は5日、市議会12月定例会で、誘致活動を中止する考えを表明した。JR東日本は今年10月、新駅設置に関し、「技術的に困難」との見解を示していた。岡田氏は今後、まちづくりの施策見直しを迫られる。

 岡田氏は市議会で、「実現の見通しがなくなった今、誘致活動を続けることは許されないと判断した」と明言。理由としては、JR東日本による設置困難との見解を受け、市独自で打開策を探ったが、技術的課題を克服できなかったと説明した。

 新幹線の誘致活動は、旧更埴市時代の平成4年にスタート。今年2月、阿部守一知事も新駅誘致期成同盟会の顧問に就任し、積極的な誘致活動を推進していた。

 JRは今年10月、市が駅の建設予定地とした区域がカーブ区間に当たるため、軌道が傾いているなどとして、「技術的に難しい」と回答。国土交通省は「JRが事実上、是非を判断する」との認識だったため、実現は困難な情勢となった。それでも市は、交通工学の有識者らから意見聴取したが、JRの回答を妥当とする意見だった。

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