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【共産党研究】今も隠然たる力持つ87歳不破哲三前議長 現実を直視できぬ「科学の目」

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【共産党研究】
今も隠然たる力持つ87歳不破哲三前議長 現実を直視できぬ「科学の目」

日本共産党創立95周年の記念講演を行う不破前議長=7月19日、東京都中野区 日本共産党創立95周年の記念講演を行う不破前議長=7月19日、東京都中野区

 その後の共産党は、不破氏の気楽な目標とは正反対に、衆院に100議席どころか、後退に次ぐ後退の道を歩むことになった。

 今回もまた同じ過ちを繰り返す選挙総括を行っている。選挙での敗北を踏まえ、共産党の綱領、歴史、理念を国民に理解してもらう努力を強める。党員と「しんぶん赤旗」の党勢拡大を進める、この2つが大事だと言うのだ。これでは、すでに失敗が約束されていると断言できる。

 党員ですらなかなか読まず、理解もしていない綱領や歴史、理念をどうやって広範な国民に理解してもらうのか。党勢拡大もそうだ。この数年だけでも、いったい何回、党勢拡大の運動を行ってきたか。だが、「賽の河原の石積み」(=無駄な努力)で最終的には減らし続けてきた。

 理由は単純だ。共産党に入党する意義も、「しんぶん赤旗」を読む必要性も感じないからである。「科学の目」というのであれば、この現実をこそ直視することである。

 ■筆坂秀世(ふでさか・ひでよ) 1948年、兵庫県生まれ。高校卒業後、三和銀行に入行。18歳で日本共産党に入党。25歳で銀行を退職し、専従活動家となる。議員秘書を経て1995年に参院議員に初当選。共産党のナンバー4の政策委員長を務める。2003年に議員辞職し、05年に離党。評論・言論活動に入る。著書に『日本共産党と中韓』(ワニブックスPLUS新書)、『野党という病い』(イースト新書)など。

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