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【政界徒然草】「モリカケ」でいつの間にか「党首討論」がなくなっていた!初の年間ゼロ、国会改革どこへ…

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【政界徒然草】
「モリカケ」でいつの間にか「党首討論」がなくなっていた!初の年間ゼロ、国会改革どこへ…

平成12年2月23日に行われた初の党首討論に臨む当時の小渕恵三首相(左)と民主党の鳩山由紀夫代表。今年は1回も開かれない見通しとなった 平成12年2月23日に行われた初の党首討論に臨む当時の小渕恵三首相(左)と民主党の鳩山由紀夫代表。今年は1回も開かれない見通しとなった

 また、野党第一党が衆院は立憲民主党、参院は民進党とそれぞれ異なり、さらに民進党所属の議員が衆院では「無所属の会」を作るという複雑な状況も、衆参両院が合同で開く党首討論の運営を難しくしているという。

 与党も窮屈な国会日程などを理由に開催の難しさを強調する。だが、党首討論は最も重要な論戦の場であり、本末転倒だ。緊迫する北朝鮮情勢や少子化対策など首相に問うべき課題が多い中、国会は十分に役割を果たせていない。

 形骸化しているのは党首討論の開催だけではない。首相の国会出席の限定や速やかな質問通告といった申し合わせも守られないケースが多い。「与野党で約束したことをきちんと守る」という当たり前のことが今、問われている。 (政治部 田中一世)

 党首討論 内政や外交などの基本政策をめぐり政権与党の首相と野党党首が1対1の対面形式で行う質疑応答。質問者は衆参両院でいずれか所属議員10人以上の野党党首に限られる。開催時間は45分間で、普段は答弁者となることが多い首相からも野党党首に質問できる。英国議会の「クエスチョンタイム」にならい平成12年に導入され、昨年までの17年間に計64回(平均で年間約4回)行われてきたが、今年は導入後初めて1回も開催されていない。

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