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日中、衝突回避策を議論 上海で事務レベル海洋協議

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日中、衝突回避策を議論 上海で事務レベル海洋協議

中国・上海で始まった日中の「高級事務レベル海洋協議」=5日(代表撮影・共同) 中国・上海で始まった日中の「高級事務レベル海洋協議」=5日(代表撮影・共同)

 日中両政府の当局者が海洋問題を幅広く議論する「高級事務レベル海洋協議」が5日、上海市内で開かれた。東シナ海での偶発的衝突回避のため、防衛当局間で設置する「海空連絡メカニズム」の早期運用開始などの課題について協議。安倍晋三首相が11月に習近平国家主席、李克強首相と相次いで会談するなど日中関係改善の流れが強まる中、沖縄県・尖閣諸島を巡る緊張緩和に向け、どれだけ歩み寄れるかが焦点だ。

 海空連絡メカニズムをめぐ日本側は、中国側が連絡さえすれば尖閣周辺に侵入可能と解釈しかねないとして、尖閣周辺の領空、領海は運用範囲に含まれないと主張。中国側は尖閣への領有権主張を強めるため、運用範囲を明文化しないよう求めており、意見が対立している。

 海洋協議ではこのほか、日本側が東シナ海のガス田共同開発のための条約締結交渉再開や、日中中間線付近での中国側による一方的な開発の中止も求めるとみられる。

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