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【共産党研究】「民進党大分裂」の最大要因は「共産党を除く」という“壁” 立民も微妙な距離感

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【共産党研究】
「民進党大分裂」の最大要因は「共産党を除く」という“壁” 立民も微妙な距離感

両院議員総会であいさつする前原誠司代表=28日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影) 両院議員総会であいさつする前原誠司代表=28日午後、東京・永田町の民進党本部(酒巻俊介撮影)

 「安保法制反対の闘争(2015年)は、日本を支配してきた『共産党を除く』という“壁”を一挙に打ち下した。こうして生まれた市民と野党の共闘は、戦後政治の歴史を画する壮挙だと言わなければならない」(夕刊フジ)

 これは今年7月、日本共産党創立95周年の記念式典で、不破哲三前議長が講演した一節である。

 この間、共産党は「市民との共闘」が進んでいることを盛んに吹聴し、そのリーダー格のように振る舞ってきた。

 今年1月の共産党大会には、自由党の小沢一郎代表や、民進党の安住淳代表代行(当時)など、野党の代表が駆けつけた。小沢氏のあいさつに涙を流して感動した古参党員もいたという。

 志位和夫委員長は「『野党共闘はうまくいくか』という心配の声も寄せられました。今日、党大会で4野党・1会派がそろった姿が、前途の明るさを示したのではないでしょうか」「『うまくいくか』ではなく、うまくいくように知恵と力を尽くすということにつきます」と述べていた。

 ここには、共産党こそ「野党共闘の要石」だという自信がうかがえる。

 志位氏は党大会終了後、「(野党共闘に熱心な)小沢さんが来てくれたから、今回の党大会は100点満点だ」と記者団に述べたという。

 だが現実は、それほど甘いものではなかった。

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