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【皇室会議】女性宮家創設議論で菅義偉官房長官「慎重な手続きが必要」野党は積極的な議論要請

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【皇室会議】
女性宮家創設議論で菅義偉官房長官「慎重な手続きが必要」野党は積極的な議論要請

皇室会議について記者会見する菅義偉官房長官=1日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 皇室会議について記者会見する菅義偉官房長官=1日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、天皇陛下譲位の根拠法となる特例法の付帯決議に「政府に検討を促す」などとして盛り込まれた「女性宮家の創設」について「国民のコンセンサスを得るためには、十分な分析、検討と慎重な手続きが必要だ」と述べ、即座に議論を始めることには慎重な考えを示した。

 菅氏は、女性皇族の婚姻による皇族数の減少問題について「皇族方のご年齢からしても、先延ばしすることはできない重要な課題だ」と指摘した。付帯決議の趣旨を尊重する姿勢は示しつつ「方策はいろいろ考え方や意見がある」とも述べ、当面は調査分析を優先する考えを示した。

 大島理森衆院議長は記者会見で「付帯決議に基づいて政府に考えていただけると思う」と述べた。自民党の萩生田光一幹事長代行は「新しい陛下が即位された後、落ち着いた環境の中で皇室のあり方についてしっかり話をしていく必要がある」と語った。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は「女性宮家の創設を可能とすることを含め、皇位継承の安定性を高めるための議論を進めたい」と発言、希望の党の玉木雄一郎代表も「党である程度のスピード感をもって議論し、考えをまとめていきたい」と述べた。

 日本維新の会の馬場伸幸幹事長は皇室制度について幅広く議論する委員会を国会に設置すべきだとした。

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