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【所信表明演説】第4次政権の意気込み示す 短期の北朝鮮問題と2020年目途の少子化対策に力点 物足りない憲法、抜けた北方問題

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【所信表明演説】
第4次政権の意気込み示す 短期の北朝鮮問題と2020年目途の少子化対策に力点 物足りない憲法、抜けた北方問題

 17日の所信表明は、安倍晋三首相が第4次政権の意気込みと、今後の政権運営の大方針を示す初の国会演説だった。首相は「約束した政策を一つ一つ実行に移し、結果を出していく」と政策重視を訴え、当面の最重要課題として北朝鮮問題、「2020(平成32)年」までの目標として少子高齢化対策をそれぞれ掲げた。ただ、意気込みを示すには物足りなさも残った。

 首相は開口一番、北朝鮮問題に言及し、「今、わが国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではない」と言い切った。日本の厳しい現状と、政権の強い危機意識がにじむ。

 首相は北朝鮮情勢について「あらゆる事態に備え」と語った。今月に入ってトランプ米大統領やプーチン露大統領、中国の習近平国家主席を含む世界の首脳と北朝鮮情勢について意見交換した後の発言だけに重い。万一の事態への備えとして、首相はミサイル防衛体制を含む防衛力強化を明言したことは心強い。

 拉致問題を重視する姿勢も譲らなかった。6日のトランプ氏と拉致被害者家族との面会に言及して「拉致被害者の方が再び故郷の土を踏み、ご家族と抱き合うその日まで、私の使命は終わらない」と述べ、解決に向けた強い決意を示した。

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