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【豊洲問題】小池流改革が裏目に 安全対策工事は入札不調…移転日程に影

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【豊洲問題】
小池流改革が裏目に 安全対策工事は入札不調…移転日程に影

築地市場移転問題で揺れる豊洲市場=10月31日、東京都江東区(ドローンで撮影・大井田裕) 築地市場移転問題で揺れる豊洲市場=10月31日、東京都江東区(ドローンで撮影・大井田裕)

 庁内では移転日程という制約に加え、工事の専門性や難易度から随意契約にすべきだとの声が上がったが、9月から9件の工事の入札手続きを開始。その結果、1者入札や予定価格超過などで7件が入札中止・不調となり、1件では4億380万円(税込み)の予定価格に対して入札金額が7億4千万円(税抜き)と大きく離れた。

 都と市場業界側の間では来年7月末までに工事を完了させた上で、10月11日に豊洲市場を開場させる方向で協議が行われてきた。都幹部は「7月末に間に合わせるために年内に契約を成立し、年明け早々に着工する必要がある」と話しており、再発注に向けて予定価格の見直しを含め入札条件の精査を急ピッチで行っている。

五輪計画直撃

 小池氏が6月に打ち上げた「築地再開発」の方針も影を落とす。都が江東区に約束した豊洲市場内の観光拠点「千客万来施設」整備の事業者「万葉倶楽部」(神奈川県)が、築地再開発で採算が取れなくなる可能性があるとして対応を検討し、整備事業が不透明な状況に陥っているのだ。

 江東区は今月6日、「整備が確定しない限り、市場の受け入れを再考せざるを得ない」などとするコメントを発表。市場業界側に動揺が走り、都と業界側で豊洲の開場日を決める協議会の開催が中止された。

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