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【正論】朝鮮半島が反日勢力の手に落ちるのを米が容認…中朝めぐる重層的危機に備えよ モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力

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【正論】
朝鮮半島が反日勢力の手に落ちるのを米が容認…中朝めぐる重層的危機に備えよ モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力

モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力氏(森本幸一撮影) モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力氏(森本幸一撮影)

 北朝鮮のレーダーは同機をとらえることができなかった。金正恩氏と側近らは大きく動揺したという。軍事挑発が止まったのはこの後からだ。住民に漏れないように厳命したが「B1Bには60トンの兵器が積める。それで北朝鮮全域は消滅する。核を4、5個持っていても対抗できない」という噂が拡散している。国家保衛省が必死で捜査をしているが、噂を広げた住民は捕まっていないと聞いた。

 米国務省内から「60日間軍事挑発をしないことが対話の前提条件」という発言が出てきた。トランプ大統領も韓国国会の演説で対話を頭から否定はしなかった。金正恩氏が核開発を停止してでも命ごいをしようと考えて、すり寄ってきたのか。私はもう少し圧力が強まらないとそこまでは行かないと判断している。事態の推移を注視したい。

 トランプ大統領に拉致問題の深刻さを理解してもらう作業はほぼ完璧な成果を上げた。大統領は「家族会」と会ったとき、強い怒りと深い同情を示した。彼が最後の決断をするとき、心の底でその怒りが作用してくれることを祈っている。(モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授・西岡力 にしおかつとむ)

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