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【日中首脳会談】習近平氏が「微笑外交」に戦術転換 狙いは「憲法改正阻止」にあった

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【日中首脳会談】
習近平氏が「微笑外交」に戦術転換 狙いは「憲法改正阻止」にあった

会談を前に握手する中国の習近平国家主席(右)と安倍晋三首相=11日、ベトナム・ダナン(代表撮影・共同) 会談を前に握手する中国の習近平国家主席(右)と安倍晋三首相=11日、ベトナム・ダナン(代表撮影・共同)

 衆院選に大勝し、第4次政権を発足させた安倍晋三首相。10月の中国共産党大会で2期目の指導体制を確立した習近平国家主席。政権基盤を強化した両首脳の6度目の会談は余裕の笑顔で始まった。習氏が「微笑戦術」に切り替えたのはなぜなのか。

 習氏「この会談は日中関係の新たなスタートとなる」

 安倍首相「全く同感だ」

 約50分間の会談は最後でこのような友好モードで終わった。冷え切った日中関係は改善の兆しを見せる。

 複数の政府筋によると、日本側は習氏との会談は打診したが、李克強首相との会談は特に要請していなかった。中国の方から「マニラでのASEAN関連首脳会議の際に安倍首相と李首相の会談をやりたい」と持ちかけてきたという。

 来年に日中平和友好条約締結40周年を迎えるとはいえ、習政権はこれまで「反日」「反腐敗」を掲げてきただけに、早急な対話路線への転換はリスクも伴う。

 にもかかわらず、微笑戦術への転換の兆しがあるのは、トランプ米大統領の出現により、日米同盟が強化されたことが大きい。5年近い「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」が奏功し、太平洋とインド洋に面した国々による対中包囲網も広がりつつある。中国経済も変調をきたしている。

 これらが習氏を対日関係修復に動かす大きな要因だといえるが、実はもう一つ理由がある。

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