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【解剖「維新の会」(上)】橋下氏不在補えず…「何で希望と組んだんや」罵声浴びた候補 維新低調に「崩壊の始まり」指摘も

衆院選2017特集 政治

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【解剖「維新の会」(上)】
橋下氏不在補えず…「何で希望と組んだんや」罵声浴びた候補 維新低調に「崩壊の始まり」指摘も

大阪維新の会の開票センターで会見にのぞむ松井一郎代表=22日夜、大阪市北区(山田哲司撮影) 大阪維新の会の開票センターで会見にのぞむ松井一郎代表=22日夜、大阪市北区(山田哲司撮影)

率直に負け認めた松井代表、最初から予期していた?

 衆院選が投開票された22日夜。間もなく日付が変わるという時刻になっても、当選者の名前が掲げられるはずのボードは真っ白なままだった。

 大阪市内のホテルに設けられた日本維新の会の開票センター。テレビのニュースが報じる「当選確実」に、維新の候補者は一人もあがらない。重苦しい空気が漂う中、ようやく幹事長の馬場伸幸に当選確実が出ると、「馬場先生に出た! 良かった!」と、控室の関係者から悲鳴にも似た声が上がった。

 結局、維新が獲得できたのは11議席。希望の党や立憲民主党という新党の波にのみ込まれ、公示前から3議席減らした。維新誕生から7年間、大阪で苦汁をなめさせられ続けた自民党からは「維新の崩壊の始まりだ」(府連所属の国会議員)と、威勢の良い言葉まで飛び出した。

 「われわれの力不足。これに尽きる」「維新の力はこんなもんだ」。1人で記者会見した維新代表の松井一郎は、率直に負けを認めた。表情には遊説で全国を駆け回った疲れが張り付いていたが、言葉の端々には、初めからこの結果を予期していたような気配も漂っていた。

「振り返っても仕方ない」

 本拠地・大阪の比例代表で得票数が初めて100万票を切る約93万5千票となり、第一党の座を自民に明け渡した維新。大阪府内の選挙区は3勝12敗と全敗は免れたものの、大阪以外では当落争いにさえ食い込めず、埋没した。

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