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【衆院選】尾身朝子氏「組織一体」が実る 群馬1区

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【衆院選】
尾身朝子氏「組織一体」が実る 群馬1区

苦しかった選挙戦を物語るように花束を受け取った尾身朝子氏は表情を崩して喜びを表した=22日、前橋市元総社町(橋爪一彦撮影) 苦しかった選挙戦を物語るように花束を受け取った尾身朝子氏は表情を崩して喜びを表した=22日、前橋市元総社町(橋爪一彦撮影)

 自民党が「保守3分裂」、民進党は「希望の党合流」と公示直前まで与野党が揺れた群馬1区は、尾身朝子氏が希望と共産の両候補を振り切り当選を果たした。

 午後9時前、「尾身氏当選」の一報が伝わると、前橋市総社町総社の尾身氏の選挙事務所は、詰めかけた支持者らによる盛大な拍手と歓声に包まれた。

 姿を見せた尾身氏は、山本一太県連会長や選対本部長、中沢丈一県議らとがっちり握手。ともに万歳をして喜びを爆発させ「みなさんのおかげで当選できた。大きな票を獲得いただき、感謝、感謝です。この地が地元になるので、1区をくまなく歩き、声を聞き、みなさまの代弁者として頑張っていきたい」と感無量の様子で語った。

 結果的に尾身氏が他2人の候補者を票数で引き離した形だが、選挙は厳しい戦いを強いられた。公示直前まで保守3分裂の危険をはらみながら公示をはさんで希望の党が突然、出現し、民進党議員が合流したことで尾身陣営を苦しめた。

 結局、「党のため」「野党を利さないよう」との判断で自民が候補者を一本化させ、地元県議や市議らが団結。中盤まで票固めに手間取ったが、公明党の推薦も得て、終盤には盤石な体制で組織戦を展開。2期目の挑戦ながら小選挙区は初めての尾身氏も、新人同然の姿勢で個人演説や遊説を重ね念願だった“個人名”での初当選となった。

 一方、希望に合流した宮崎岳志氏は「安倍一強政治を終わらせる」と強調してきたが選挙区では及ばず、共産の店橋世津子氏も浸透を図れなかった。

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