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【衆院選】新区割りで困惑 「自分に投票できない」

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【衆院選】
新区割りで困惑 「自分に投票できない」

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 有権者16万人が流出し、14万人が加わる計算だ。東京7区に編入された目黒区の一部を回る陣営関係者は「新人と同じ気持ちで臨まなければ、確実な票にはつながらない」とこぼす。

 一方、対立候補の前職は、40年以上暮らしてきた自宅がある中野区北部が東京10区に移った。「自分に投票できないのは痛手だ。住民票だけ7区に移すことも可能だが、それでは地域の声を国政に反映できない」と訴える。

 各区の選挙管理委員会では、区割りの周知徹底に懸命になっている。

 一部が東京6区から5区に移った世田谷区。約4万人の有権者が移動することになり、区選管では今年7月以降、ホームページや広報誌などを通じて変更を知らせてきた。

 「新区割りがわからずに混乱し、投票率の低下につながるようなことがあってはならない」と担当者。投開票日ぎりぎりまで周知に取り組む方針だ。

 こうした中、区割りを逆手にとって支持拡大を目指す陣営もある。

 東京25区(青梅市、福生市など)から立候補した前職は、同区に編入された昭島市を中心に遊説を繰り返す。東京以外から国替えした“落下傘”のため、対立候補が支持を固めていない地域こそ、割り込むチャンスがあるとみた。

 陣営関係者は「組織力が未熟な中での短期決戦は苦しいが、勢いに乗って戦いきるしかない」と表情を引き締めた。

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