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【外交・安保取材の現場から】外国による世論工作警戒も…核攻撃想定、スイスの危機管理本が日本で再び売れている! 気になるその中身

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【外交・安保取材の現場から】
外国による世論工作警戒も…核攻撃想定、スイスの危機管理本が日本で再び売れている! 気になるその中身

スイス政府の危機管理マニュアル『民間防衛』(日本語版)には核攻撃を想定したシミュレーションも詳述されている スイス政府の危機管理マニュアル『民間防衛』(日本語版)には核攻撃を想定したシミュレーションも詳述されている

 「アルプスの少女ハイジ」を通じた大自然のイメージがある永世中立国のスイスは、「いかに一生懸命に中立を守っていても、中立だからといって、あらゆる危険からわれわれが保護されているわけではない」(28ページ)との認識に立ち、国民に危機管理に対する意識の向上を求めていた。

 さらに『民間防衛』は、外国勢力がメディアを通じて仕掛ける「心理戦」にも警鐘を鳴らし、多くの紙幅を割いた。

 「われわれの国家と制度に対する客観的批判は必要である。(中略)しかし、それが必要だとしても、その批判が組織的な中傷になれば、忌わしい結果を招き、また、われわれの防衛潜在力を弱めることにもなりかねない」(231ページ)

 「敵は、編集部門の主要な個所に食い込もうとする。われわれ国民はこれに警戒を怠ってはならない」(259ページ)

 当時のスイス政府は外国勢力による世論工作を強く警戒し、「敵を擁護する新聞、国外から来た者を擁護する新聞は、相手にしてはならない」(259ページ)と国民に注意を呼びかけ、「敵側の宣伝のために身を売った新聞は発行を差し止めるべきである」(259ページ)と主張した。

 これらを現在の日本に当てはめれば、挑発を激化させる北朝鮮の立場に立つかのような主張を繰り広げるメディアには、警戒が必要だということだろうか。

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