産経ニュース

【衆院選】民進・前原誠司代表 苦難の応援行脚 希望と無所属は支援、立憲民主は回避

ニュース 政治

記事詳細

更新

【衆院選】
民進・前原誠司代表 苦難の応援行脚 希望と無所属は支援、立憲民主は回避

民進の前原誠司氏=千葉市(長谷裕太撮影) 民進の前原誠司氏=千葉市(長谷裕太撮影)

 民進党の前原誠司代表が衆院選で希望の党や無所属で出馬した民進党出身者への応援行脚を続けている。安倍晋三政権を倒すため希望の党への合流を決断した経緯を説明しているが、希望の党、立憲民主党、無所属の3分裂となった民進党代表の応援を受ける側は複雑な表情を浮かべている。

 「安倍政権の流れを断ち切らないとならず、大きな野党を作ろうと決断した。自民党しか選べない政治を変えようじゃないか」

 前原氏は11日、千葉9区で希望の党公認で立候補した奥野総一郎氏の千葉市での街頭演説で、こう訴えた。奥野氏も「安全保障法制の審議でも『反対』といって一歩も議論が進まなかった。希望の党に入って責任ある政治をやる」と述べ、合流に理解を求めた。

 演説には約150人が集まったが、拍手はまばら。奥野氏の関係者は「前原氏はプラスになると思って来てもらったが、効果は分からない」と不安そうに語った。前原氏はこの日、千葉県内の民進系5候補の演説会に参加した。ただ、「反希望」を掲げる立憲民主党候補の応援予定はなく、分裂の後遺症を引きずる。

 希望の党の公認を辞退し、無所属で佐賀1区に出馬した原口一博元総務相が10日に開いた演説会では、駆け付けた前原氏と原口氏ともに公認辞退に触れなかった。逆に原口氏は「自由、社民、民進、共産の4野党だけでなく、より広い立憲共闘の枠組みを作ろう」と主張し、4野党共闘に背を向けた前原氏との違いが際立った。(広池慶一)

関連トピックス

「ニュース」のランキング