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【衆院解散】「魔の2回生」なぜ不祥事頻発? 緊張感ない環境、「偉くなったと錯覚」

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【衆院解散】
「魔の2回生」なぜ不祥事頻発? 緊張感ない環境、「偉くなったと錯覚」

 衆院当選2回の自民議員に不祥事が頻発した背景には何があり、有権者はどのような観点から投票すればいいのか。

 政治評論家の有馬晴海氏は「『安倍1強』と言われた時期が長く、首相の政策に支持を表明していれば党から追い出されたり、公認を外されたりすることもない」として、緊張感がない政治環境の影響を指摘する。

 2回生は自民への“風”に乗って勝利した。「汗をかかずに当選した彼らには、この程度で当選できるのかという油断がある」と有馬氏。「政治の実力は1回生程度のレベルしかない」と冷ややかだ。

 候補者の華やかな経歴に注目が集まりがちだが、「必ずしも政治家に適した人材とは限らない」とし、有権者には政策で判断する目を養うよう訴えた。

 ハリウッド大学院大学の佐藤綾子教授(パフォーマンス心理学)は、2回生議員を「安倍首相に目をかけられ、実力以上に急に偉くなったように錯覚してしまったのではないか」と分析する。さらに、豊田真由子氏や務台俊介氏らが仕事上の行動で失敗したことに着目、「職務上の役割を演じきる『ロールアクト』ができていない」として、議員らしい振る舞いを身に付けることの重要性を強調する。

 一方、有権者には一律に「魔の2回生」の“レッテル貼り”をしないよう呼びかけ、「一人一人が国会議員の仕事とどう向き合ってきたか見極めて投票してほしい」と話した。

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