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【単刀直言】鈴木馨祐・自民党青年局長 「台湾は戦略的に重要」「日台とのパイプ役担う」

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【単刀直言】
鈴木馨祐・自民党青年局長 「台湾は戦略的に重要」「日台とのパイプ役担う」

自民党の鈴木馨祐衆院議員インタビュー=東京・永田町(斎藤良雄撮影) 自民党の鈴木馨祐衆院議員インタビュー=東京・永田町(斎藤良雄撮影)

 太平洋に中国の潜水艦がひとたび出てしまえば捕捉は難しい。中国の動きを監視するには、中国の海洋進出にとって“出口”といえる台湾の重要性は日米にとって格段に高まっています。中国を封じ込めるためには日米と台湾、フィリピンなど周辺海域の国々との連携強化が不可欠なのです。

 ただ、台湾は地政学的に日本が思っている以上に中国に弱い。中国は台湾を国際社会と断絶させようと強いプレッシャーをかけ、世界保健機関(WHO)や国際民間航空機関(ICAO)に参加できないようにしている。トランプ米大統領がこの地域に軍事的にコミットメントしてくれるのかという不安も抱えている。軍事力を背景に強大化する中国と、先行きが不透明なトランプ氏の外交に対して台湾は強い危機感を持っています。

 昨年5月に蔡英文総統が誕生して以降、台湾を計5回訪れました。今年3月に蔡氏と会った際、私から「安倍晋三政権は日本の歴代政権の中で最も台湾に距離が近い政権だ」と伝えると、蔡氏は「安倍首相にはさまざまな面で感謝している」と評価していました。私たちの訪問直後、蔡氏は自らのツイッターで、自民党青年局長の訪台を日本語で紹介し、中国からの圧力を承知の上で日本重視の姿勢をアピールしました。

 こうした台湾の不安をしっかり米国に伝えるとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)と連携し、海洋進出を強める中国に対抗するために、日本が果たすべき役割は非常に大きいと思います。

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の漁業協定や農産物輸入問題など、日台の経済分野では見解の相違もありますが、台湾が外交安保分野で戦略的に重要なパートナーであることは揺るがないと考えています。党青年局長としてそうしたことを強く意識し、今後も台湾との友好関係を深めることでアジア太平洋地域の平和と安定に貢献したい。(小川真由美)

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