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【テクノロジー最前線】記事作成ロボットが「フェイク世論」でっち上げ ロシアではアカウントの45%も 大統領も頼る裏工作

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【テクノロジー最前線】
記事作成ロボットが「フェイク世論」でっち上げ ロシアではアカウントの45%も 大統領も頼る裏工作

15日、ロシア・モスクワでテレビを通じた国民対話に臨んだプーチン大統領(AP=共同) 15日、ロシア・モスクワでテレビを通じた国民対話に臨んだプーチン大統領(AP=共同)

 ボットがどの程度活躍しているかを定量化するため研究チームは、2014年2月から15年末までのツイッターへのロシアの政治に関する投稿を調べた。ちょうど、14年2月にはロシアによるウクライナ領クリミアへの侵攻、いわゆるクリミア危機があり、世論操作が活発化したとみられる時期である。分析対象は、130万にのぼるアカウントから投稿された1400万件。

 当初、ボットを見つけたり、一般の投稿とボットの投稿を区別したりできるのか心配だったそうだが、一見して、ロシアではボットが至る所にみられ、切り分けも簡単なことが分かったという。なぜなら多くのボットの投稿は、リツイート(他ユーザーのつぶやきの再投稿)だけだったり、写真のみだったり、ニュースヘッドラインだけだったりで、名前や自己紹介、写真、都市名など普通のアカウントにあるべきものが欠けていて、誰からも誰に対しても返信がなく、フォロワーもまずいないからだ。

 こうした指標に基づき、人工知能(AI)の機械学習プログラムで分類したところ、10以上のつぶやきをしたアカウントの実に約45%がボットだったという。

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