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譲位ご意向表明から1年 内閣支持率低迷で政権の体力低下 準備は停滞

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譲位ご意向表明から1年 内閣支持率低迷で政権の体力低下 準備は停滞

昨年8月8日、ビデオメッセージで譲位の意向を示された天皇陛下(宮内庁提供) 昨年8月8日、ビデオメッセージで譲位の意向を示された天皇陛下(宮内庁提供)

 天皇陛下による譲位のご意向表明から1年が経過したが、政府の譲位に向けた準備は停滞が続いている。菅義偉官房長官は7日の記者会見で「(譲位の)準備が初めてで、必要なことがたくさんある。適切に検討すべきで、最善を尽くす」と強調した。しかし、安倍晋三政権の内閣支持率が低迷する中、政府内からは「国家的大行事を進めるには政権が体力を取り戻してからにならざるを得ない」との声も出ている。

 政府は、陛下が昨年8月8日に譲位の意向を示されてから1カ月半後に有識者会議を設置し、専門家の意見聴取などを経て今年5月に譲位を可能にする特例法案を閣議決定した。国会審議は2週間未満で終わり、ご意向表明から約10カ月で特例法は成立した。

 その勢いで約200年ぶりの譲位に向けて準備を進める構えだった。ところが7月以降、学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題や防衛省の日報問題などで内閣支持率が急落し、政権は政策の推進力を失った。

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