産経ニュース

【内閣改造】河野太郎外相、総裁選視野?で安全運転 「核の脅し」否定、ハト派の危うさもチラリ

ニュース 政治

記事詳細

更新

【内閣改造】
河野太郎外相、総裁選視野?で安全運転 「核の脅し」否定、ハト派の危うさもチラリ

 一方、河野外相は4日の記者会見で、来年の党総裁選出馬について「一歩一歩歩きながら考えていきたい」と否定しなかった。自民党が下野した平成21年9月の党総裁選に立候補した際は過激な長老批判などで党内のひんしゅくを買った。外相としての安全運転は、自身への異端視を払拭したい思惑もありそうだ。

 河野外相は就任前から核軍縮・不拡散問題に熱心に取り組み、「ハト派」として知られる父の影響もうかがわせる。3日夜の記者会見では核兵器について「脅しにも使われるべきではない」と述べた。しかし、米軍の「核の傘」は、核兵器による耐え難い損害を与える能力を示すことで、北朝鮮や中国の対日攻撃を抑止する役割を持つ。

 河野外相の「核の脅し」否定発言は「まず日米同盟を強いものにしていくのが何よりも大切だ」とする自身の言葉と矛盾する恐れもある。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、挑発行動を続ける中での発言だけに、外務省関係者は「米国の拡大核抑止も否定するということなのか…」と表情を曇らせた。(杉本康士)

「ニュース」のランキング