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【野党ウオッチ】都民ファーストがどう転んでも維新になれない3つの理由…「小池新党」と「橋下新党」はこれだけ違った!

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【野党ウオッチ】
都民ファーストがどう転んでも維新になれない3つの理由…「小池新党」と「橋下新党」はこれだけ違った!

東京都議選で当選確実となった候補者の名前の上に花を付ける小池百合子都知事=7月2日、東京都新宿区(大西正純撮影) 東京都議選で当選確実となった候補者の名前の上に花を付ける小池百合子都知事=7月2日、東京都新宿区(大西正純撮影)

 都民から選ばれた議員の集団のトップに、選挙の洗礼を受けてもいない秘書が就く-。こんな有権者を愚弄し切った政党はない。人事は、小池氏と野田氏の2人だけの「臨時役員会」なる会合で決まったそうだが、いくら橋下個人商店と揶揄された維新でも、ここまでムチャな意思決定を断行したことはなかった。

 この珍妙な人事は、2点目として挙げた「人材」の不足の証左でもある。都議選当選者の中に党を束ねる力量のある人物がいないことの裏返しなのだ。

 産経新聞が東京都議選の出口調査データを衆院選の東京25選挙区に当てはめて獲得議席シミュレーションを実施したところ、都民ファーストの会が国政に進出した場合、24議席を獲得するという結果が出た。

 しかし、この試算は「今すぐ衆院選があれば」という前提である。前述した「看板なし」「人材なし」「ガバナンスなし」という3つの理由から、都民ファーストの会への有権者の期待感は、次期衆院選までに確実にしぼんでいると予想できる。

 あえて都民ファーストの会の存在意義を見いだすとするなら、受け皿さえあれば自民党1強はたやすく崩れるということを、どんな「論」よりも力強く実証してみせたことだろう。野党第一党・民進党の迷走が続く中、消極的に自民党を支持してきた有権者にとっては、「非自民勢力結集」への期待感を再び抱く好機になったのではないか。(政治部 松本学)

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