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政府、中国に対北石油制限を要求 楊国務委員ら複数の外交部幹部に 米国は新たな制裁決議も

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政府、中国に対北石油制限を要求 楊国務委員ら複数の外交部幹部に 米国は新たな制裁決議も

 政府が4月以降、中国政府に対し複数回にわたり北朝鮮に対する原油やガソリンなど石油製品の輸出規制を求めていたことが16日、分かった。複数の日中外交筋が明らかにした。中国外交幹部3人がそれぞれ来日した際、北朝鮮に対する圧力強化の一環として石油輸出制限に言及した。中国側から明確な回答はなかったという。

 日本政府が石油・石油製品の輸出規制を求めたのは、中国外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(ようけっち)国務委員、次期駐日大使に有力視される孔鉉佑(こうげんゆう)外務次官補、6カ国協議首席代表を務める武大偉朝鮮半島問題特別代表の外交幹部3人。孔、武両氏は4月、楊氏は5月に来日した。この際に会談した谷内正太郎国家安全保障局長、外務省の金杉憲治アジア大洋州局長らが石油輸出制限を促した。

 安倍晋三首相も今月8日にドイツで習近平国家主席と会談し「今は北朝鮮への圧力を強化することが重要で、中国の役割は極めて重い」と述べ、中国に行動を促した。これに対し、習氏は「制裁は重要だが対話も重視している。独自制裁には反対だ」と伝えた。

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