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【日曜講座 少子高齢時代】外国人労働者 東京一極集中の助長要因に 論説委員・河合雅司 

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【日曜講座 少子高齢時代】
外国人労働者 東京一極集中の助長要因に 論説委員・河合雅司 

 こうした数字を見る限り、「東京一極集中の流れが止まってきた」というより、地方に住む若者の絶対数が少なくなって「東京圏に流入し得る人口が減ってきた」と考えたほうがよさそうである。

 東京都の人口は2025年にピークを迎え、減少局面に転じると予想されている。日本人住民の伸びの鈍化は、むしろその予兆といえよう。

全都道府県で外国人増

 今回の調査結果には、もう一つ特徴が見られる。ここ数年、増加傾向にあった外国人住民が前年比7万1934人増と急増したのだ。率にして8・17%増という高い伸びを記録した。

 頭打ちとなった日本人住民を補い、東京圏の人口増加を押し上げたのである。

 外国人住民が増えたのは東京圏だけではない。すべての都道府県で増加している。増加幅が最も大きかったのは東京都の3万7304人で、愛知県の1万5506人が続いたが、最も小さかった秋田県でも58人増えた。

 地方では、人口減少対策として外国人に期待する声もあるが、大半の道府県では、外国人が増えてもそれ以上に人口減少が進み、“焼け石に水”になっているということである。

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