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【豊洲問題】移転計画揺るがす市場両立案 「誠意持って対応する」と小池百合子知事 千客万来施設の事業者撤退検討で

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【豊洲問題】
移転計画揺るがす市場両立案 「誠意持って対応する」と小池百合子知事 千客万来施設の事業者撤退検討で

■顧問行政のひずみ

 市場両立案をめぐっては万葉倶楽部だけでなく、築地の業界団体からも疑問の声が上がっている。こうした状況に、都幹部は「顧問行政のひずみが形になった」と指摘する。

 小池氏は市場問題に関して、都幹部で構成される「市場のあり方戦略本部」で課題などを総点検し、自らの総合的な判断につなげるとした。しかし、ブレーンである都の顧問の助言を受け固めたとされる市場両立案について戦略本部で行政的な課題整理を行わないまま発表に踏み切った。

 都関係者によると、小池氏側が担当部局に市場両立案の資料を届けたのは発表会見の約1時間前。「築地再開発のための豊洲移転」という書きぶりで、都幹部が小池氏に「『豊洲が中央卸売市場』と明言しなければ移転話がつぶれる」と進言したとされる。

 小池氏は発表会見や築地の業界団体代表との面会で、「豊洲が中央卸売市場」と説明。一方で一部の顧問はインターネット上で「豊洲は築地市場を再整備するための種地」などのメッセージを発信しており、都幹部はこう漏らす。「知事の胸の内が分からない」

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