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【安倍晋三首相会見詳報(下)】「重要政策の推進力を得るには、人材を積極的に登用した態勢を作っていくことが必要」

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【安倍晋三首相会見詳報(下)】
「重要政策の推進力を得るには、人材を積極的に登用した態勢を作っていくことが必要」

会見で記者団の質問に応える安倍晋三首相=19日午後、東京都千代田区・首相官邸(春名中撮影) 会見で記者団の質問に応える安倍晋三首相=19日午後、東京都千代田区・首相官邸(春名中撮影)

 「また、憲法改正については自民党立党以来の党是であります。先日、自民党総裁としての私の考え方をお示ししました。これを受けて、党の憲法改正推進本部ではすでに衆参の憲法審査会に提出する具体的な改正案の検討が始まっています。その上で、自民党としての提案をいまだ国会の憲法審査会に提出していない段階であります。現時点においては、その後の発議などについて申し上げる段階ではないと考えております。そもそも衆参両院の3分の2を形成すること自体が、そう簡単なことではない、容易なことではありません。まずは与野党を超えて建設的な議論を行えるような、そうした自民党提案となるよう中身の検討を優先したいと考えています。さらにはアベノミクスの一層の強化、働き方改革、人づくり改革など、さまざまな重要政策において大きな推進力を得るためには、人材を積極的に登用し、党においても、政府においてもしっかりとした態勢を作っていくことが必要であります。そうした観点も踏まえながら、党役員人事、内閣改造についてはこれからじっくりと考えていきたいと思っています」

 --米国のトランプ大統領は中国と当初の予想を上回る良好な関係を築いた。米中の緊密な関係が日本に悪影響をもたらす懸念は

 「米中関係が進展すると、日本が困るんではないかという指摘はよくあることでありますが、私は全くそうは考えていません。米中の首脳同士が信頼関係を築いて、緊密に協力していくことは世界にとっても、また日本にとってもプラスだと考えています。世界のさまざまな課題に、大国である中国、米国とともに取り組んでいかなくてはならない。例えば気候変動もそうであるし、さまざまな課題に共に手を取り合って取り組んでいくことが今、世界で求められているんだろうと思います。例えば、北朝鮮問題への対応であります。北朝鮮に対して最も大きなテコを有するのは中国であります。そのためにも日米、日韓、日米韓で協力を進めるとともに、中国とも緊密に連携していく必要があります。そのために日本から中国にも働きかけますし、米中がいわば認識を同じくしていく。北朝鮮の問題は世界的な脅威だという認識を同じくして、そして同じ方向に向かって進んでいくことが、この問題を解決していく上でも必要だろうと考えています」

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