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谷垣グループ存続へ岐路 引き抜き不安、合流も

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谷垣グループ存続へ岐路 引き抜き不安、合流も

谷垣禎一氏(斎藤良雄撮影) 谷垣禎一氏(斎藤良雄撮影)

 自民党の政策グループ「有隣会」(約10人)が存続の岐路を迎えている。中心の谷垣禎一前幹事長は昨年7月の自転車事故以降、公の場に1年近く姿を見せず、一部メンバーは離脱して新派閥参加に動いた。新たな引き抜きへの不安が広がり、他派閥との合流論も依然くすぶる。

 谷垣氏は東京都内で16日に開かれたグループの政治資金パーティーに「退院の時期をにらみながらリハビリに専念し、一日も早い復帰に向けて準備している」との手紙を寄せた。周辺は「8~9月の退院も見えてきた」と話す。

 事故以来、家族や一部の友人以外は面会できていない。谷垣氏の意向が正確に伝わらないまま、他派閥との合流を推す佐藤勉衆院議院運営委員長らと、川崎二郎元厚生労働相ら慎重派が対立。佐藤氏ら4人は5月にグループを離脱した。

 佐藤氏らは麻生、山東両派と7月に新派閥を結成し、谷垣グループの追加合流に秋波を送る。若手は「今後も離脱や他派閥からの引き抜きが続く恐れがある」と焦りを隠せない。

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